・コストを抑えながらリチウムイオンバッテリーを開発したい
・システム容量を拡張可能にして高安全性と長寿命を実現したい

3U標準ラックを採用することで、筐体や金型の開発コストをなくして、コストを抑えた特注リチウムイオン電池パックを実現しました。
電池パック特性や制御、内部構造を工夫して、信頼性の高いRS485通信を採用することで、システム電圧や電池容量の拡張が可能にしました。

産業用パワーエレクトロニクス製品メーカーのお客様において、地産地消型再生可能エネルギーを利用した蓄電システムの開発を行っています。コストを抑えながら、様々なエンドユーザー様にシステム容量をフレキシブルに製品を提供することが課題です。

近年の自然災害の増加に予期せぬ事態に備えた非常用電源確保のニーズが高まり、お客様は太陽光発電を用いた地産地消型の蓄電システムを開発しています。エンドユーザー様は施設によって電力容量は様々で、拡張性を備えた独立型の蓄電ユニットが必要です。
当社は3U標準ラックを用いて、48Vの電池パックを提案しました。直列することでDCバス電圧の制御範囲内にして、並列することで容量の拡張を可能にしました。

再生可能エネルギーを利用するため、通常時は電気料金を低減して、停電時はバッテリーから電力を供給するため、非常用電源の確保ができます。特注仕様を実現し、コストを抑えながら納期厳守で高評価を受けています。また、地産地消型エネルギーのため、持続可能な社会の実現にも貢献しています。
REF Electronics（レフエレクトロニクス）のバッテリー開発に長年培ったノウハウと開発実績があり、お客様のニーズに迅速・柔軟に応えて、お客様の良きパートナーとなり、これからも産業用蓄電池、系統用蓄電池のカスタム製品開発を通してお客様の課題を解決していきます。